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オーラルセックスでも性病に感染してしまう事はあるのか

オーラルセックスは避妊の必要がないため、日本国内の性風俗店のサービスでおこなわれることが多い疑似性行為のひとつです。避妊の必要がないという理由で、個人間でもオーラルセックスをする人が少なくありません。オーラルセックスは避妊の必要がありませんが、性器性交と同じように性病に感染する危険性があります。性器性交で人から人にうつる性感染症のほとんどは、オーラルセックスでも感染します。

クラミジア菌や淋菌は、性器以外にも喉(のど)の粘膜にも感染して炎症を起こすことが知られています。オーラルセックスをすると性器と口の間で粘膜の細胞が接触するので、病原菌がうつる危険性があります。性器クラミジアや淋菌に感染している患者のうち、10~3%の割合で喉の粘膜からも病原菌が見つかったという報告があるほどです。クラミジアや淋菌以外の性病も、口と性器または口同士の接触(ディープキスなど)によって病原体に感染する恐れがあります。

オーラルセックスで感染する可能性のある性病は、クラミジアや淋菌以外にヘルペスウイルスや梅毒などが知られています。ヘルペスウイルスや梅毒は感染力が非常に強く、1回の性行為でも病気がうつる場合があります。

ヘルペスウイルスに感染して発症すると、口や性器の周辺に強い痛みをともなう水疱や潰瘍(びらん)が生じます。治癒するまでに1~3週間ほどかかりますが、ウイルスが体内に潜伏し続けるので何度も再発を繰り返すようになります。

梅毒は細菌感染が原因で発症する性病で、皮膚や粘膜の傷を通して病原菌が体内に侵入して感染します。この病気は非常に感染力が強く、皮膚の表面にできる病変部に触れるだけで感染する恐れがあるほどです。梅毒の病原体は細菌なので、ペニシリン系抗生物質を服用すれば完治させることができます。治療を受けずに放置すると、骨や軟骨に腫瘍ができたり内臓や脳が侵されて死に至ります。梅毒は自覚症状が出にくいので、病気に気づかずに他の人に感染させてしまうケースが少なくありません。

オーラルセックスをすると性器性交と同じように性病に感染する危険性があるので、コンドームを着用するなどして感染予防のための対策を講じる必要があります。避妊の必要がないという理由で、コンドームを使用しないでオーラルセックスをする人は少なくありません。妊娠しなくても性病に感染するリスクがあるので、避妊ではなくて感染予防のための対策が必要です。